脳腫瘍・妻と私の闘病記録

レビー小体型認知症と診断され、脳梗塞で緊急搬送そのまま入院、血中貪食症候群と判断されその後転移性の脳梗塞と診断抗がん剤投与、放射線照射治療などの闘病生活を綴っています。

脳梗塞発症!?

2012年10月17日

誕生祝いも済みゆっくりと時が流れる。

23時ころ睡眠に着こうと立ち上がろうとする妻

何か様子がおかしい!? 立ち上がる事が出来ない!

呂律もおかしい、右手も上がらない。

 

急ぎ119番通報、容体を告げると10分ほどで救急車来てくれる。

救急車内で呼吸血圧脈拍など測りながら

 

掛かりつけのA大学病院に連絡を入れる。幸いにも即搬送を了解を取り付けることが出来る。

自分も着替えを急ぎ、自家用車で救急車の後を追う

 

病院に到着した時には、すでにレントゲン血液検査が済み

担当医に室内に呼び込まれる。

 

脳梗塞を起こしているが、それ以外に血液検査の数値に、他の原因と思われる

異常数値が出たことを告げられ精密検査の為、その夜は集中治療室に入院と決まる。

 

其のころから妻の様態も急変、主人の小生をも認識できず、勿論自分の名前も思い出せない。

ただ、驚いたことに結婚50年前の旧姓で自分の名前を答えたのには驚き、ショックを受ける。

 

真夜中と言う事もあり、また、入院準備等の為自宅に引き返すも

気が気ではない。

 

夜中2時、電話が入り妻が主人を呼んで欲しいと言っているので至急来て欲しいと

言っているという。 帰宅するときには考えもつかない、嬉しい急変!

 

即病室に飛んでいく、妻はベットに起き上がり、小生の来るのを待ちかねていた。

 

奇跡!、ただ、診断が認知症があると診断されたため当直の看護師さんが

妻が起き上がってしまうので危険だとベルトでベットに固定されたことに

反抗してのことだった様だ。すぐに全ての責任は自分が取るという条件で

ベルトを外して上げ、傍で手を握っている内に、妻は安心したのか眠りにつついてくれた。 しかし熱は39度を超えている心配しながらも

意識が戻った事に感謝し、一時帰路に着く。